ルイヴィトンカップ/ラウンドロビン1/レース3
ようやく、ルナロッサの姿を海上で見ることができるレースとなりました!!
アルテミスはAC72を7月10日(水)にやっと進水して、まだボートテストを受けていないため、今回のレースは棄権しています。
レース開始1時間前、国際ジュリーの裁定の発表を受けて、同時にレース参加の意向を宣言しました。
海上の風速13−15ノット、くもり、穏やかな海面のもと、ルナロッサが単独でレースを行い、ボートの最高速度34.7ノットで、最初のスコアを獲得しました。
エミレーツとの成績の格差をあまり広げすぎないためにも、今日のポイント獲得は不戦勝でも大切なポイントになったと思います。
レース後半には、コース外でエミレーツのAC72がルナロッサと同じコース取りでトレーニングをしているかのように、姿を見せました。
注目されていた国際ジュリーの裁定内容がどのようなものであったか、簡単にご紹介します。
(公開された裁定内容は、英文で20ページにも及ぶ文章なので。。。)
結論から言いますと、ルナロッサ、エミレーツの抗議内容が認められた事になりました。
概要は、レガッタディレクターであるイアン・マレーが公示したAC72のクラスルールは、全参加チームの満場一致無しでは、無効である。変更できない。オラクルが今まで使っていたラダー(舵)は、今後使うことができない。という内容です。
原文の文章を参考にされたい方は、こちらのリンクからどうぞ。
http://noticeboard.americascup.com/wp-content/uploads/2011/08/JN075.pdf
次回のレースは、7月13日(土)。
ラウンドロビン2に入り、対戦カードは、ルナロッサ vs エミレーツです。
レース開始は、現地時間12時15分。
それではまた!