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もっとアメリカズカップ!

2007年スタート。ニッポンチャレンジの復活を期待しながら、イタリア、ミラノからアメリカズカップ関連情報を発信。

ルナロッサ、再始動!第35回アメリカズカップのプロトコールの協議も間もなく!

久しぶりの更新です!

まずは、ルナロッサの近況から。

オーストリアのGmudenにあるTraunses湖で開催されたG32ヨーロピアンツアーの第1ステージでルナロッサが優勝しました。

クルーは、ヘルムスマンChris Draperと、Francesco Bruni, Adam Minoprio, Emanuele Marino でした。

レースには、34回アメリカズカップの勝利チームのメンバーでもあった、オラクルのTom Slingsbyも参加しており、レース中にルナロッサのカタマランは、10ノットのブリーズでフォイリングし、32ノットの速度を記録し、クルーも次のステージに向けて、大きな手応えを感じているようです。

次回は、6月5日から9日に掛けて、ドイツのLangenargenで開催予定です。

次回35回アメリカズカップの開催に向けた情報もお伝えします。

6月9日から、8月8日に掛けて、Oracle racing team、Golden gate yacht club、チャレンジャーオブレコードのThe Australia’s Hamilton Island yacht clubの間で、次回35回アメリカズカップのプロトコールについて協議されます。

プロトコールの協議内容は、レースとイベントビジネスに関してです。

既に公表されている概要は以下の通り。

ーアメリカズカップ本戦のヨットはAC62。(前回はAC45とAC72が使用されました。)

ー2015年から2017年に及ぶ3年越しのイベントレースになること。

ー2015年、2016年はAC45でレースが行われる。

ー2017年のアメリカズカップ予選には、全エントリーチームが参戦し、チャレンジャー決定戦は予選から選出された上位4チーム。

ーAC62は、8人のクルーで構成される。

ーチームの25%のクルーはチームの母国出身者であること。

少しずつ、新しいアメリカズカップが動き始めているようです。

日本からは、まだ動きませんかね?