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もっとアメリカズカップ!

2007年スタート。ニッポンチャレンジの復活を期待しながら、イタリア、ミラノからアメリカズカップ関連情報を発信。

36回アメリカズカップはモノハルに!

9月11日付の報道によると、次回36回アメリカズカップは、モノハルで行われることが、ほぼ確実になりました。

この情報は、同日のニュージーランド発信の報道でも話題になっていますが、イタリアのメディアでも早速報道されています。

イタリア新聞 LA STAMPAで記事になった、サルディニア島ポルト・チェルボに現れたルナロッサのオーナー、Patrizio Bertelli への直撃インタビューの内容をまとめて紹介します。

(9月3日から9日まで、サルディニア島ポルト・チェルボでは、Maxi Yacht Rolex Cup が開催され、9月10日には、地元ヨットクラブ、Yacht Club Costa Smeralda 創設50周年記念のレースも開催されました。)

* 次回のヨットはモノハル

* チャレンジャー・オブ・レコードで、参加表明するための条件の1つがヨットをモノハルに戻すということだった。ルナロッサは、最終回のアメリカズカップで、ニュージーランドに人材と機材で大きく貢献したから。(次回もカタマランにするのは、ニュージーランドに有利になりすぎる)

* プロトコルの正式発表は、今月末。

* モノハルでも、技術面でフォイルやキールで向上するパフォーマンス性の高いヨットになる。

* アメリカズカップの伝統を意識した出身チームの国籍所有者によるチームの参戦。

* アメリカズカップ本戦の前哨戦になるレガッタは、イタリアでも開催を予定したい。

* ポルト・チェルボに来たのは、Maxi Yacht Rolex Cupのセーラーに、イタリア人がいるが彼らは、ルナロッサ黄金時代のセーラーで、ほとんどが50代のセーラー。若い才能を探して育てるのが 今後の目標になる。

* きっとルナロッサだけがイタリア出身チームにはならないので、本腰を入れてチーム作りに望みたい。

その他に、イタリアスポーツ紙、ガゼッタ・デロ・スポルトの記事でも、モノハルが確定したニュースを伝えており、開催地についても触れています。

* 開催地は、ニュージーランドのハウラキ湾。

* イタリアからの参加チームとして、Mascalzone Latinoが最有力候補。

今月末のプロトコルの発表が面白くなりそうです。

それではまた!

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