スタートにつまずいたルナロッサ
ルイヴィトンカップ ファイナル 第1日目
エミレーツニュージーランド○ vs ルナロッサ×
ミラノは雨が降り続いて寒いという最悪な天候。
一方のバレンシアは、天候に恵まれいよいよルイヴィトンカップファイナルレースがスタートしました。
イタリアからもたくさんのファンがバレンシアに到着しています。
中でも今日は、イタリア外相でヨットの愛好家でも有名なダレーマ氏もレース前にルナロッサのベースを訪れるというハプニングも。
注目されたスタートですが、今日のレースではニュージーランドのBarkerが一枚上手のような印象が残りました。
スタート3分前の両チームが一時停止してスタートを待ち、緊迫した雰囲気の中ニュージーランドがルナロッサにしかけるようなコースリングと、一方のルナロッサSpithillは、随時ニュージーランドの出方をうかがいながらコースリングをとっていたような印象です。
これまでのレースに見られなかったルナロッサのスタート、やはりニュージーランドの方が上手なのでしょうか?
両チームともコースの右側をとりたかったようで、スタート後は随時ニュージーランドがリードを保ち、ルナロッサに追い越しを許すまいというようなレース展開でした。
ゴール時のタイム差はわずか8秒。
これからが両チームの実力の見せ所です。
前回のオークランド大会では5-0でルナロッサがあっさり同じファイナルで敗退した結果があります。
今回はどちらが勝つにしても、最後の最後まで両チームに競り合ってほしいです。