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もっとアメリカズカップ!

2007年スタート。ニッポンチャレンジの復活を期待しながら、イタリア、ミラノからアメリカズカップ関連情報を発信。

第33回アメリカズカップの開催地は???

注目の次回アメリカズカップ開催地に関する公式発表。

本日バレンシアで行われたプレスカンファレンスで次回の開催地に関する発表ともう一つ大きな発表がありました。

<次回の開催地について>

本日は公式の開催地決定の発表はありませんでした。

開催時期は、2009年か遅くとも2011年になります。

仮に開催が2009年になる場合には、バレンシア市が有力候補。

既に今回の開催経験があり会場準備ができている理由から。

ヨーロッパの他の候補都市は2011年に基準をあわせた立候補をしています。

バレンシア市以外の候補都市は、マルセイユ(フランス)、アテネ(ギリシア)、トラパニ(シチリア島/イタリア)、ドバイです。

トラパニという都市は、イタリアのシチリア島にある最西端の都市で、2005年にACT8, ACT9レースを開催した経験があるので、アメリカズカップを迎える上でも自信を持っているとか。

具体的な開催地の決定に関しては、アリンギのオーナーErnesto Bertarelliが、公式に競売を行いそこから最も良いオファーを出した都市を選択するのではという話もあります。

重要なのは、アリンギの出身国スイスに近く、友好関係があり、ヨットレースに適した土地であることです。

基本的には、アリンギ、開催実行委員、バレンシア市は今回のアメリカズカップ開催で非常に良い関係を持ち、結果にも満足しているということです。(例えばレースに待ち時間が少なかったこととか。天候が比較的安定していたとか。)

開催地に関する最終決定は早ければ、2-3ヶ月以内。遅くとも2007年12月31日までには行われる予定です。

<ビッグニュースその2>

次回アメリカズカップは、新クラスでのヨットモデルで。

なんと、次回のアメリカズカップでは、今回よりもさらに大きいヨットでレースが行われることになります。

今回は全長24mのヨットでのレースでしたが、次回の新クラスヨットはなんと90フィート!約29.70mです。

クルーも今までの18人から20人に増員してチームを構成することになりそうです。

より大きい船は、操縦もより大変。

しかし、協議委員会は今大会の結果を受けて検討し、観客はもっとスピード感があり、白熱したレース、ドラマを呼ぶレースを期待しているに違いないという期待に答える為にこの新しいクラスのヨットが生まれることになったということ。

この新クラスのヨットの詳細も2007年12月31日までに発表されることになりました。

という訳で、「すべては12月31日を待て!」ということになりましたが、各チームの新チームの構成、スポンサー募集などいろいろ動きがあることだと思います。

今日まで、わざと話題にしなかったのですが、「ところで」ニッポンチャレンジの復活はあるのでしょうか???

可能性があるのであれば、是非復活に向けて動いてほしいです!

もう一度ニッポンチャレンジが活躍する姿を見たい人は大勢いると思います!!!