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もっとアメリカズカップ!

2007年スタート。ニッポンチャレンジの復活を期待しながら、イタリア、ミラノからアメリカズカップ関連情報を発信。

ルナロッサ、第35回アメリカズカップへの挑戦を宣言!!!

ルィヴトンカップが閉幕して間もないですが、ルナロッサが既に次回35回アメリカズカップに向けてチャレンジャーとして挑戦する事を公言した事が発表されました。

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https://www.dropbox.com/s/ydc2ew4sdofv55v/corriere-270813.jpg

イタリアの新聞によりますと、スキッパーのマックス・シレーナは既に契約を更新したという事ですし、タクティシャンのフランチェスコ・ブルーニもチームに欠かせない存在として交渉が進められるそうです。

外部からの最も厳しい評価を受けたクリス・ドレッパーは、まだ分からないようですが、2007年のアメリカズカップが終わったあと、オラクルがに当時のルナロッサのクルー30人をヘッドハンティングして、(オラクルのスキッパーであるジェームス・スピティルも当時はルナロッサのヘルムスマン)今大会のクルーを固めており、アルテミスの死亡事故後にラッセル・クーツがルナロッサに対して、「ルナロッサは甘すぎる」とコメントした事に対しても、ルナロッサのオーナーであるベルティリ氏は、ルナロッサの誇りとして、次回大会に挑む意気込みがあるそうです。

ルナロッサは、現在エミレーツのトレーニング相手として、エミレーツと協力している関係にあり、エミレーツがオラクルにアメリカズカップで勝って、アメリカズカップをニュージーランドに持ち帰って、35回大会のルールを改めて決める事を期待しているようです。

「次回のアメリカズカップで、ヨットの構造が未定で、カタマランになったとしても、モノハルになったとしてもルナロッサは挑戦を続ける。ここまで作り上げてきたチームを持ちながら、次回に挑戦しないのは犯罪に値するから」

というのがベルテッリ氏のコメントです。

新聞記事のタイトルは、「ベルテッリが、もう一度ルーナ(月)の夢をもたらすだろう」

「ルナロッサは、新しい挑戦をするでしょう。今ここで止めてしまう事は犯罪にあたる」

ルナロッサのファンにはうれしいニュースですし、ルナロッサの今後が楽しみになるニュースです。

ベルテッリ氏の決断力にも感心させられます。

それではまた!