LVACWSOman 第1日目
いよいよ2016年のアメリカズカップワールドシリーズが幕開けしました。
開催地はオマーン王国のマスカット。
気温は25度、風速は7.5から最高8.5ノットの微風のコンデションで3レースが行われました。
ソフトバンクに日本人セーラーが2人加入し、2人のうちどちらが今日のレースにエントリーするのか気になるところでしたが、2人のうち1人が現地入りしたようです。
結果は以下のとおり。
<第1レース>
Emirates Team NZ - 10 points
ORACLE TEAM USA - 9 points
Land Rover BAR - 8 points
Artemis Racing - 7 points
SoftBank Team Japan - 6 points
Groupama Team France - 5 points
<第2レース>
Land Rover BAR - 10 points
SoftBank Team Japan - 9 points
Groupama Team France - 8 points
Emirates Team New Zealand - 7 points
ORACLE TEAM USA - 6 points
Artemis Racing - 5 points
<第3レース>
Land Rover BAR - 10 points
ORACLE TEAM USA - 9 points
Artemis Racing - 8 points
Groupama Team France - 7 points
SoftBank Team Japan - 6 points
Emirates Team New Zealand - 5 points
<総合ランキング>
1)Land Rover BAR - 8, 10, 10 - 28 points
2)ORACLE TEAM USA - 9, 6, 9 - 24 points
3)Emirates Team NZ - 10, 7, 5 - 22 points
4)SoftBank Team Japan - 6, 9, 6 - 21 points
5)Artemis Racing - 7, 5, 8- 20 points
6)Groupama Team France - 5, 8, 7 - 20 points
結果は、ランドローバーが第2、第3レースを制覇して快挙。
ランドローバーは、第1レースのスタートがフライングでペナルティーを受けたため、出足が遅れたため3位でゴールしましたが、第2、第3レースでミスを挽回した結果となりました。
今日は微風のコンディションでのセーリングが各チームの課題になったようです。
オラクルも何度かミスを招く危険なセーリングがあったようですし、ニュージーランドも第1レースは1位で結果こそ良かったものの、第3レースでは、最下位の6位と安定性に欠ける部分があるようです。
ソフトバンクは、調子は悪くないようです。
第2レースでは2位でゴールし、第3レースは結果こそ4位であったものの、スタートも好ポジションで、途中では、かつての名場面が復活したようなJames Spithill とDean Barker がレースで接戦になるという懐かしい光景もあったようです。
28日(日曜日)もオマーン、マスカット現地時間で14時からのレース開始が予定されています。
レースを生中継で追いかける唯一の方法は、アメリカズカップのアプリAC+のストリーミング配信しかないようです。
レースの観戦がこのように限定されてしまうので、納得いかない部分も感じながら、LVACWSOmanがどうなるのか、注目しています。
元、ルナロッサのキャプテン、マックス・シレーナも、現地入りしてイタリアのヨット誌のインタビュー内で、今回のニュージーランドチームへの加入は、アメリカズカップを勝つことにより、今の不平等なレースシステムを変えること、ルナロッサが解散したことは今でも悔やまれることで、イタリアチームの復活も目指すことが目標だというコメントを読みました。
ソフトバンクの日本人セーラーがいつデビューするかも楽しみですね!
それではまた!
https://www.americascup.com/en/news/2125_Ben-Ainslie-charges-to-the-top-in-Oman.html