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もっとアメリカズカップ!

2007年スタート。ニッポンチャレンジの復活を期待しながら、イタリア、ミラノからアメリカズカップ関連情報を発信。

LVACWSOman 第1日目

いよいよ2016年のアメリカズカップワールドシリーズが幕開けしました。

開催地はオマーン王国のマスカット。

気温は25度、風速は7.5から最高8.5ノットの微風のコンデションで3レースが行われました。

ソフトバンクに日本人セーラーが2人加入し、2人のうちどちらが今日のレースにエントリーするのか気になるところでしたが、2人のうち1人が現地入りしたようです。

結果は以下のとおり。

<第1レース>

Emirates Team NZ - 10 points

ORACLE TEAM USA - 9 points

Land Rover BAR - 8 points

Artemis Racing - 7 points

SoftBank Team Japan - 6 points

Groupama Team France - 5 points

<第2レース>

Land Rover BAR - 10 points

SoftBank Team Japan - 9 points

Groupama Team France - 8 points

Emirates Team New Zealand - 7 points

ORACLE TEAM USA - 6 points

Artemis Racing - 5 points

<第3レース>

Land Rover BAR - 10 points

ORACLE TEAM USA - 9 points

Artemis Racing - 8 points

Groupama Team France - 7 points

SoftBank Team Japan - 6 points

Emirates Team New Zealand - 5 points

<総合ランキング>

1)Land Rover BAR - 8, 10, 10 - 28 points

2)ORACLE TEAM USA - 9, 6, 9 - 24 points

3)Emirates Team NZ - 10, 7, 5 - 22 points

4)SoftBank Team Japan - 6, 9, 6 - 21 points

5)Artemis Racing - 7, 5, 8- 20 points

6)Groupama Team France - 5, 8, 7 - 20 points

結果は、ランドローバーが第2、第3レースを制覇して快挙。

ランドローバーは、第1レースのスタートがフライングでペナルティーを受けたため、出足が遅れたため3位でゴールしましたが、第2、第3レースでミスを挽回した結果となりました。

今日は微風のコンディションでのセーリングが各チームの課題になったようです。

オラクルも何度かミスを招く危険なセーリングがあったようですし、ニュージーランドも第1レースは1位で結果こそ良かったものの、第3レースでは、最下位の6位と安定性に欠ける部分があるようです。

ソフトバンクは、調子は悪くないようです。

第2レースでは2位でゴールし、第3レースは結果こそ4位であったものの、スタートも好ポジションで、途中では、かつての名場面が復活したようなJames Spithill とDean Barker がレースで接戦になるという懐かしい光景もあったようです。

28日(日曜日)もオマーン、マスカット現地時間で14時からのレース開始が予定されています。

レースを生中継で追いかける唯一の方法は、アメリカズカップのアプリAC+のストリーミング配信しかないようです。

レースの観戦がこのように限定されてしまうので、納得いかない部分も感じながら、LVACWSOmanがどうなるのか、注目しています。

元、ルナロッサのキャプテン、マックス・シレーナも、現地入りしてイタリアのヨット誌のインタビュー内で、今回のニュージーランドチームへの加入は、アメリカズカップを勝つことにより、今の不平等なレースシステムを変えること、ルナロッサが解散したことは今でも悔やまれることで、イタリアチームの復活も目指すことが目標だというコメントを読みました。

ソフトバンクの日本人セーラーがいつデビューするかも楽しみですね!

それではまた!

https://www.americascup.com/en/news/2125_Ben-Ainslie-charges-to-the-top-in-Oman.html