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もっとアメリカズカップ!

2007年スタート。ニッポンチャレンジの復活を期待しながら、イタリア、ミラノからアメリカズカップ関連情報を発信。

第33回アメリカズカップへの動き

こんにちは!

久しぶりの更新になってしまいました。

本業の忙しさになかなか更新する事ができずに反省しています。

アクセス数は既に11000を突破しました!!!

このブログにアクセスして頂く方に感謝致します。

さて、久しぶりの更新で最新情報からお知らせします。

*Paul Cayard スペインチーム「デザフィーヨ」と契約!

今年の大会で既にデザフィーヨとは技術面のアドバイザーとして、大会前までスペインチームに貢献してきたPaul Cayard。

でも、チームとの契約内容は大会前のチーム準備に携わるまでだったので、32回大会期間中はイタリア番組のコメンテーターを務めていました。

24年間のアメリカズカップにおけるキャリアを持つPaul Cayard。

今回は、スポーツディレクターとしてのポジションでチームとの仕事がスタートします。

Paul Cayardのコメントは、「今までのキャリアを生かす事のできるチャンスであり、2003年、2007年とレースを見守る形となったことから、2009年に向けてレースに戻る事も意味する」

「スペインチームにとっては、今年の大会での結果を育てる上で、とてもやりがいのある楽しい挑戦になる事だと思う」

「自分の持つ経験は、まずチームの戦略に役立つ事になるだろう。新しくできるレースのルールと新クラスのヨットを運営するにはとても価値のある事。」

「スペインチームはとてもいいチームなので、チームの力になれる事を確信している」

Paul Cayardがスペインチームと仕事をスタートさせるのは、10月半ばから。

これまで、1983年のUS-33、1992年にはイタリアチームIl Moro di Veneziaのスキッパーとしてルイヴィトンカップでアメリカチームamerica oneに劇的な勝利を収めたという輝かしいキャリアの持ち主。

スペインチームが大変意欲的である事、また素晴しいレース展開を行ってくれる事が期待できそうです。

* ラウンドロビンのスポンサーからルイヴィトンが辞退?

イタリアでの情報ですが、これまでラウンドロビンのメインスポンサーとして当たり前のようになっていたルイヴィトン。

どうやら、33回大会ではスポンサーから降りるようです。

そして、スポンサーの有力候補として名前が挙がっているのが「ロレックス」。

まだ、決定のようではありませんが、2009年大会には、レースのルール、ヨットのクラスに加えてスポンサー問題も整理される必要があるようです。

*10月12日現在のエントリーチームは以下の通り。

SUI Alinghi Defender

ESP Desafio Espanol Challenger of Record 03.07.2007(エントリー日)

RSA Team Shosholoza Royal Cape Yacht Club 18.07.2007

GBR TEAMORIGIN Royal Thames Yacht Club 20.07.2007

NZL Team New Zealand Royal New Zealand Yacht Squadron 25.07.2007

GER United Internet Team Germany Deutscher Challenger Yacht Club 10.08.2007

イタリアチームのエントリーはまだありません。。。

いったいどうなってしまったのでしょう???

正直言って、失礼かもしれませんが、ドイツのUnited Internet がエントリーしたのには少し驚きました。

なぜなら、今回の大会でチームショップで一番人気がなかったチームでした。

そしてレース期間中もほとんど活躍した場面を見る事のないチームでした。

サポーターもバレンシアでは見かけませんでした。

アメリカズカップ参戦には多額の投資が必要とされるビジネス。

いったい誰が。。とは言いませんが、あまりにも大きすぎる賭けだと私は思います。

そして、ニッポンチャレンジ。。。やっぱり復活はないのでしょうか?

いつかきっと復活してほしいです。

ニッポンチャレンジの復活が難しくても、今大会のように早福さんなどの日本人クルーの活躍が見れる事も期待しています。

これからも、更新がんばりますので、皆様よろしくお願い致します。